自分あそびをする人
うちのダンナは
自分あそびが好きだ。
(自分あそびとは
自分の体を使ってあそぶこと)
ある日
ダンナは ソファーの上で
ノンビリ耳かきを楽しんでいた。
すると突然 、彼の動きが止まった。
ピタッ!
ええ?
なんですとぉぉぉ!?
Σ(゜Д゜)
明日
絶対に病院へいってこーい!!
と焦る私。
翌日早速
彼は耳鼻科で抗生剤を
処方されて帰って来た。
だが
なぜかやたらと機嫌が良い。
不審に思って理由を尋ねると
どうやらダンナは
鼻をつまんで
耳から
空気を出す
というあそびを思いついたらしい。
このあそびを
いたく気に入ったダンナは
数日間そのあそびを楽しんだ。
すぅ~。
すぅ~。
すぅ~。
ふとみるといつも彼は心から
自分あそびを楽しんでいるように
見えた。
とても幸せそうだった。
やがて一週間が過ぎた。
今日は耳鼻科の再診察日。
そこで彼は早速、先生に自慢した。
先生、耳から空気を
出すのって、とても
面白いですね!
すると
さっきまで柔和だった先生の顔が
急に怖い顔になった。
それ!絶対に!
やめてください!
と、超怒られた。
アハッアハッアハッ・・・。
(笑ってごまかせっ!)
アハッアハッアハッ・・・。
それではまた。