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鬼滅の刃もいいけど「諸刃の刃」も学ぼう!!将来わが子がマインドコントロールされないために

諸刃の刃(剣)

良いと思った一方で

大きなリスクも伴うこと

のたとえ

アメリカの多くの家庭では

子供が小さいうちから

カルト対策教育を行います。

 

しかし日本ではどういうわけか

昔から宗教の話は

タブー視されてきたため

宗教やカルトの知識が

乏しい人が多いように

見受けられます。

 

近年、大学や公共機関でも

正体を隠したカルト組織の

セミナーやサークル活動に

参加しないよう

注意を呼びかけています。

 

しかし家庭からの被害相談が

一向に絶えません。

 

それは被害者の大半が学生や

若者で占められているからです。

 

将来わが子が

トラブルに巻き込まれないためにも

しっかりとカルト対策教育を

行っておくことをお勧め致します。

 

それでは早速詳しく見て

まいりたいと思います。

スタートゥ!

だまされやすい人とは 

まず、だまされやすい人を

挙げておきます。

1.助けを求めている人

  • 親がアル中や暴力的など、家庭環境が悪かった人
  • 悩みがある人
  • 持病を抱えている人
  • 社会的弱者

2.性格的要因

  • 素直過ぎる人
  • すぐ鵜呑みにする人
  • 育ちが良く人を疑わない人
  • 思慮の浅い人
  • 逆に理屈っぽい人
  • 依頼心の強い人
  • コミュニケーション不足な人
  • 現実より理想ばかり見る人
  • 断れない人
  • 他人との境界線が曖昧な人

3.環境的要因

  • 孤独な人!
  • 仕事で悩んでいる人
  • 人間関係で悩んでいる人
  • 子供時代に大きな挫折経験のない人が、大人になって初めて挫折したとき

 特に

  • コミュニケーション不足な人
  • 孤独な人

は、外部からの情報が遮断

されているため、囲い込み易く

コントロールしやすい対象だと

言えます。

 

またそういう人は、仲間を得た喜び

や、優しそうな人にしがみつく

傾向にあります。

(実際は信者獲得の手口に騙されているだけなのですが)

騙されやすい人の図式

カルトサイドから見た

信者の獲得のしやすさです。

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(参考図書:完全教祖マニュアル 架神恭介 辰巳一世)

右上のゾーンの人が

取り込みやすい人達です。

 

無神論者のニーチェは最強!!

宗教の位置づけ

一見私はカルトに対して

否定的な人間だと思われるかも

しれませんが

 

一口にカルトといっても

入信している人自身が

幸せな気持ちになれるのであれば

その幸せの対価として

献金したり高額グッズを買ったり

するのもアリだと思います。

 

ディズニーランドに

高い入場料を払って

高額なプーさんの縫いぐるみを

買って幸せに浸るのと同じです。

 

ですがそういった本来

人を幸せにするはずの宗教が

 

親や友達と縁を切るように

仕向けたり

高い献金ノルマを負わせたり

高いものを紹介して買わせたり

集団圧力をかけて入信させたり

信者以外は悪魔、不幸だと脅したり

 

本人のみならず

親や周囲の人たちを貶めたり

苦しめたりするものであっては

断じてならないのです。

 

特に

命がけで我が子を出産し

睡眠や自分の時間を削って

愛おしい我が子を懸命に

大事に育ててきた親に対して

 

そして 

愛しい我が子の養育費や学費を

稼ぐために、懸命に働いてきた

親に対して

 

「親は悪だから縁を切るように」

と促すことは

人間のみならず、全哺乳類に対する

この上なき侮辱です。

子供の幸せを願う親心を踏みにじる

最低最悪の卑劣な行為です。

これをやられた親の絶望感は

想像を絶するものがあるでしょう。

 

カルトは仲の良かった親子の仲を

確実に引き裂きます。

 

しかも信じられないことに

ごく普通の家庭の子供(若者)でも

マインドコントロールを受けると

易々と親と縁を切ってしまいます。

 

ここにマインドコントロールの

恐ろしさがあります。

 

残念ですが、わが子の

「孤独」や「思慮の足りなさ」も

思い知らされるはめになります。

 

本来

人々を幸せにするはずの宗教が

その宗教の大義名分のために

人を地獄へつき落として

しまうようでは、本末転倒です。

 

そのように

  • 親と縁を切るように求めたり
  • 経済的被害をもたらしたり
  • 不幸になるぞと脅したりする

カルト組織を

「破壊的カルト」

と呼びます。

 

破壊的カルトは心理学を巧みに

利用し、救済するふりをして

弱った人の心に

マインドコントロールを

しかけてきます。

 

悪徳商法の手口とも

よく似ていますね。

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人は孤独な環境下にあるとき

 

自分を肯定してくれる人や力強い

指導者に、強く惹き付けられます。

メロメロぞっこんになります。

 

たとえば

  • 仲間に何度か会わせて仲良くさせる(友達や恋人になる)
  • プレゼントや特典を与える
  • 生い立ちや悩みを真剣に聞いてくれる
  • 社会的地位の高い人や高学歴の人とのつながりをアピールする(信用させる)

などがそれに当たります。

 

そしてそれと平行して

  • 自己啓発セミナーや投資セミナーに参加させる(合宿もあり)
  • 集団圧力をかけてYESと言わせる
  • 睡眠不足や栄養不足にさせて思考力を奪う
  • ルールを強要する
  • 親や友達は悪だと教える(外部の情報を遮断させて囲い込むため)

などということも行われます。

人は抑圧された環境下におかれると思考力を失うため、洗脳されやすくなります

 

カルトに入信して仲間を得た喜びや

幸せな気分に浸るだけなら

まだマシなのですが

 

そのために

本人や親が苦しむのであれば

それは正しい道とは言えません。

 

それはまさに諸刃の刃(剣)

 

何度も言いますが

長年共に過ごして慈しんでくれた

家族の心を踏みにじってまで

得るものなど何もないのです。

 

しかも洗脳されているわが子は

もうすでに以前の温厚で優しい

わが子ではなく

カルト仲間の指示ならなんでも

従うと言う

カルト奴隷凶暴モンスター

へと変貌している場合が

多いのです。

 

もはや

マインドコントロールによって

自由意志を失ったわが子。

 

この事も親を十二分に苦しめます。

 

さらにもっと悪いことに

カルトの手下となったわが子は

やがて

 

新しい人を騙して勧誘し

罪のない家庭を、そして

仲の良かった家族を

一つ、また一つと破壊して

いくのです。

 

それは大罪です。

人の人生をめちゃくちゃにします。

 

もちろんわが子自身もすでに

言動がおかしく非常識になっている

ため

 

仕事も人間関係も

うまくいきません。

 

周囲から胡散臭がられています。

まともな人は全て逃げていきます。 

 

その結果、自分の言動が原因で

あるにもかかわらず、

ますます世間を憎むことなり、

ますますカルト仲間に依存する、

という悪循環招きます。

 

本人が、自分の意志や矜持

(プライド)を取り戻し

謙虚に外部の意見に耳を傾け

自分の置かれた状況を

客観的に分析・思考する能力

身に着けない限り

地獄の悪循環は永久に

続くでしょう。

 

そのような能力を身に着けるには

①食事・睡眠を十分に取り、思考力を取り戻す

②外部との接触を果たし、あらゆる情報に耳を傾ける

③今の環境をいつでも自由に離脱できることを知る

 ということが必要です。

 

最近では養子縁組や婚姻によって

信者を獲得する方法が横行して

いるようですが

 

やめたいときは

やーめた!

といって抜けるだけでOKだそうです。

 

時間はかかるかもしれませんが

離婚も養子縁組解消もできます。

呪われることは決してありません。

 

信じる信じないは自由ですが

元々宗教というものは

「生きている人間が各々の目的で

既存の宗教の都合のよい要素を

取り入れたり改ざんしたりして

作り出されたもの」

に過ぎません。

 

そういうことは大学の教養授業

でも学びますよね。

 

もし揉めた場合は複数の

警察・弁護士・市役所などの

公的機関や専門家どんどん

相談すれば良いでしょう。

 

決して

一人で解決しようと

しないことです。

 

それではまた。

 

(参考図書:マインドコントロールの恐怖 スティーヴン ハッサン)

(参考図書:完全教祖マニュアル  架神恭介 辰巳一世)

(参考図書:統一教会(家庭連合)信者の救出 マインドコントロールの実態と救出)

(参考HP:「キャンパス内のカルト問題」を考える 全日本仏教会)

(参考ブログ:UC<統一教会>食口の悲劇!

(その他多数の関連ブログ) 

 

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